あれ、間違ってない。歓喜でしょというツッコミが聞こえます。
が、これでいいんです。悲劇が起こったのです。
先週の5月8日(水)、ジョホールバルでACL(AFCチャンピオンズリーグ)の前回王者:鹿島アントラーズがアウエーでJDT(ジョホール・ダルル・タクジムFC)と対戦しました。対戦場所は、日本人のサッカー好きなら皆がしっているジョホールバル・ラーキンスタジアム。そう、1997年に日本がワールドカップの本線初出場を決めたあのスタジアムです。
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ここまで、鹿島はグループ2位で4試合で2勝1敗1分け、対するJDTはグループ最下位0勝3敗1分け。正直、鹿島がボコボコに4-0位にしちゃうんじゃないかと思っていました。それは、ここまでの成績に加えて、JDTはラマダン(断食)中というハンデがあったからです。
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しかし、試合が始まると、JDTにおされます。あれ、何かヤバイ。
暑さのせいでしょうか、中々調子が上がりません。
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鹿島の応援団らの必死の声かけも効果なく、中々好機を得点に繋げられません。それどころか、後半24分、ついにJDTに決められてしまいました。無常にもそのままタイムアップ。
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歴史は覆されました。ジョホールバルの歓喜は訪れず、悲劇が起こったのです。
でも、まさかジョホールバルで鹿島の健闘が見れるとは思っていませんでした。
これもJDTの活躍のおかげです。これからは、少しはJDTにも注目したいと思います。だれか日本人選手が来たら盛り上がるのに。