海外進出でコスト削減。マレーシアと日本を徹底比較

マレーシア海外進出 首都クアラルンプールのイメージ
マレーシア海外進出 首都クアラルンプールのイメージ

アジア圏への海外進出のメリットとして挙げられるポイントの一つに「運営コストの削減」があります。今回は税制優遇制度も整っており、多くの日系企業が進出している マレーシアにフォーカスを当てて見ていきましょう。

以前ブログでお伝えした方法(Jetroを使って法人運用コストを比較)を元に重要なところを抜粋してご紹介します。
今回はそれぞれの日本の東京とマレーシアのクアラルンプールで比較してみました。

賃金の比較

投資コスト比較/マレーシアと日本の賃金比較表
マレーシアと日本の賃金比較表 (Jetroデータより弊社作成)

賃金つまり人件費はマレーシアの方が安い事がわかります。
差額としてはマレーシア(クアラルンプール)の方が・・・

  • 製造系のワーカーで月額約23万円 安い
  • 非製造系のマネージャーで月額約32万円安い

賞与の金額も倍近く差がありますね。
続いて社会保証負担の内訳もまとめてみました。

社会保障負担費の内訳比較(日本とマレーシア)

社会保障負担費 日本・マレーシア比較 (Jetroデータより弊社作成)

雇用者側の負担率も日本の方が1%ほど高いという結果でした。

地価・事務所賃料等比較(日本とマレーシア)

 地価・事務所賃料等比較(日本とマレーシア) Jetroの資料より弊社作成

日本とマレーシア 地価・事務所賃料等比較(Jetroデータより弊社作成)

オフィスや事務所、駐在員用の住宅賃料もマレーシアの方がコストが抑えられます。こちらは1平米あたりの金額なので例えば100平米のオフィスを借りた場合を比較してみましょう。

100平米の事務所を賃貸する場合

東京(中心部)
100平米×61ドル=6,100ドル(日本円で約65万円)

クアラルンプール
100平米×24平米=2,400ドル(日本円で約26万円)

▶月々約39万円コストダウン

マレーシアだと東京都心部の4割の賃料で事務所が借りれる!

公共料金比較(日本とマレーシア)

日本とマレーシア投資コスト 公共料金の比較(Jetroデータより弊社作成)

公共料金は基本料金が 業務用なのか一般用なのかでそれぞれ特色があります。

例えば日本では業務用の電気料金はマレーシアと比べて基本料金が安く、1KWhあたりの単価はマレーシアよりも高く設定されています。このようにじっくりみると違いがありますので参考にしてみてください。

海外進出をした際、マレーシアでは人件費とオフィス費用が大きく抑えられそうだということがわかりました。

弊社はマレーシアへ海外進出を検討している日本企業の進出支援をしております。お気軽にお問い合わせください。

<弊社の海外進出支援サービスについてはこちら>

http://dualtap-international.co.jp/cyberjaya/