以前(2022年3月)の投稿(こちら)では、マレーシアの食品価格の相場をご紹介しました。「物価の安い国」として認識されているマレーシアですが、食品によっては日本より割高な物もあり、驚かれた方もいらしたかと思います。
今回は、日本食品のマレーシアでの価格をご紹介します。
以前は、イオンや日本食品専門店でないと目にすることの少なかった日本食品ですが、ここ数年で、筆者の暮らすマレーシア・ジョホールバルでも、普通のスーパーで買えるようになっています。
本日は、こちらのスーパーで販売されている日本食品の価格を調査してきました。
Jaya Grocerは、マレーシアのローカルのチェーンの中でも、オーガニックや輸入の食品も取り扱うやや高価格帯のスーパーです。店内もきれいで、「ノンハラル」であるお酒や豚肉を扱うスペースも大きく、ワインや日本酒、生ハム等も揃っていて、外国人にも人気です。
多くのスーパーでの売場では、日本食品は一箇所にまとめられており、選びやすくなっています。これは、日本食品にはハラル申請を取得していないものも多いことから、スーパー側の気遣いでもあります。
(日本食品の売場は、「ノンハラル・コーナー」ではなく「通常の売場」の中に設けられていますが、棚に「これらの商品はハラル認証を取得していません」などの注意のPOPが貼られていることもあります)
気になるお値段は…(1RMを30円で計算しています)
・チューブわさび RM5.50(約165円)
・麺つゆ RM14.20(約426円)
・ラーメン(2食入り)RM7.80(約234円)~
・うどん・ひやむぎ(3束入)RM5.90(約177円)
・ポッキー RM9.80(約294円)
・たらみ ゼリー RM6.20(約186円)
更に冷蔵庫内には、納豆RM9.90(297円)~や枝豆RM7.50(約225円)~も。
納豆はひき割りの他小粒、タレの味の違うものもあり、種類が非常に豊富です。
現在は円安の影響もあって日本円で考えると少し割高な日本食品ですが、売場では日本人だけでなく、現地の人も多く手を取っているのを見かけます。
ここ数年、マレーシアで日本食品の売場が拡大していることの背景には、ローカルの日本食人気の影響を強く感じます。
当社では、日本企業のマレーシア進出、日本製品のマレーシアでの販路拡大等のお手伝いをしております。この記事を見て、ご興味持たれた方は是非お問い合わせください。